HOME 治療法 サイナスリフト サイナスリフト サイナスリフトとは 上顎臼歯部の欠損症例において、上顎洞の含気空洞の増大により、顎骨歯槽部の骨の量がインプラント体を植立するのに不十分な場合に用いられます。上顎洞粘膜を洞底部から剥離して挙上し、粘膜挙上によって設けた空隙に移植材を填塞することにより、上顎洞底部の位置を上げるインプラント併用術式です。 STEP.1 歯がなくなると歯槽骨の吸収が進行します。上顎の場合は、図のように上顎洞の拡大する可能性もあり、歯槽骨はさらに薄くなります。 STEP.2 歯槽骨の骨量が少なくなると、図のように必要なインプラントが埋入できなくなります。 STEP.3 歯槽骨の薄い部分の上顎洞底部に移植骨や骨補填材を填入します。この時、インプラントを同時に埋入する場合と、インプラントは骨の造成が完了してから行う部分とがあります。 ※骨があまりにも薄い場合は、インプラントの固定が出来ないので後者の方法を選択します。 STEP.4 インプラントが生着したら、人工の歯(上部構造)を製作し装着します。